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因果応報 3

乙女の教室 乙女の教室

著者:美輪 明宏
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因果応報 3


それを感じたときに美輪さんは、彼らはきっと天から使わされた菩薩達の集団なんだと思ったそうです。そして、人を慰問にいったつもりが、自分が慰問されてしまったということです。このように自分のした行為が、なんらなかの形で自分に返ってくるというのは本当のようです。ということで美輪さんは、悩みのある若い人がいたら、是非ボランティアに行きなさいと、言うのだそうです。


私はここ3ヶ月、ボランティアをしています。そのセンターにはお年寄りの人もいますが、障害者の人もいます。

ある日みんなでバスに乗っている時に、知能の方に問題のある女性が、私ににっこり笑って彼女のペンを見せてくれました。そのペンは緑色のもので、彼女はいいペンでしょと言っていました。私はあの笑顔を見ただけで、ここに来た甲斐があったと思ったのです。あの笑顔を見ただけで、心の底から嬉しくなりました。その日は、そのことを考えていて、一日中が幸せな気分でした。


またある時その人達と一緒にマクドナルドに入りました。私は車椅子に乗った男性の世話をしていました。その人は話すことができません。ハンバーガーを食べた後、ソフトクリームを買ってきてあげて、彼がそれを食べた後に、口の周りにソフトクリームが付いて、白い髭のようになっていたので、それをナプキンで拭いてあげたのです。そうしたら、彼が喜んだような表情を見せてくれて、笑ってくれたのです。その笑顔は決して美しいものではありませんでした。話すことすらできない人ですから、とても不器用な笑顔でした。しかし私にとってその笑顔は、大きな喜びだったのです。とても喜んでくれたように感じ、心底嬉しかったのです。あの笑顔を見ただけで、その日一日、ボランテキアをした甲斐があったと思ったほどでした。その笑顔を思い出すたびに、私はとても幸せになります。

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